●千葉県伝統的工芸品指定 ●(一社)日本人形協会認定・節句人形工芸士
胴体に手(腕)や足(もも)の芯になる針金を通し、その先端に手や足をつけます。針金の回りに綿を巻き付けて布でくるみ、腕やももの形を作ります。
胴組みした胴に衿や下着の部分を付け、袴をはかせます。殿は縫腋の袍、姫は唐衣などを着せ、最後に付属品(裾・石帯・魚帯・裳・懸帯)などを付けます。
手(腕)や足は針金が通されて真っ直ぐなので、「かいな折り」といって腕を折り曲げて、人形の形を決めます。これにより、美しい 雛人形の姿が決まる大切な作業です。
振りつけした胴体部に頭を取り付け、顔の向きを決めます。